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北欧への旅 「スウェーデン編」

ノルウェーを10日ほど旅行した後、列車で国境を渡りスウェーデンへと移動しました。それまであんなに悪かった天気がウソのように回復し、こちらはうって変わって晴天。久しぶりに気持ちのいい青空!さらに私たちを喜ばせたのは物価が安いということ。もちろんイタリアに比べれば高いでしょうが、なんせノルウェーの後なだけに何もかも良心的な値段に感じてしまうのです(単にレートのせい?いや、そんなはずはない)。

ノルウェーの山がちでダイナミックな景色とは違い、スウェーデンでは平坦で穏やかな景色が延々と続きます。
しかしこちらも森と湖の国。自然の美しさでは引けをとりません。

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スウェーデン北部、ラップランド地方をドライブしていた時に偶然見つけた風景。
鏡のように空を映し出した湖は、ボリビアのウユニ塩湖を思わせる感動的な美しさです。

スウェーデンはその国土の約半分が森林で9万以上の湖が点在します。自然が豊かで国立公園に指定されている場所も多く、車で走っているといきなりトナカイが現れたりします(ノルウェーも同様)。

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Ice Hotel (Jukkasjärvi、Kiruna) / アイスホテル (ユッカスヤルビ、キールナ)
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創立20周年記念で今年初めて夏にオープンしたアイスホテルを見学してきました。まさに氷と雪の芸術です。
この氷は毎年3月ごろ近くの凍結した川から適当な大きさに切って運ばれ、次期のアイスホテル製作時(11月ごろ)まで雪の固まりとともに倉庫に保存されます。氷だけでなく雪も使うのはその方がホテル内の保温効果が上がるから。アイスホテル内の気温は常に-5℃に保たれています。このとき外の気温は20℃ほどだったので中はかなり寒く感じ、あっという間に手もかじかんできます。
(ここで寝るには相当な覚悟が必要。ベッドの上の毛皮、暖かそうに見えますがほんのり凍っています。)
今回は夏のミニヴァージョンでしたが、冬の本シーズンでは5500㎡の規模で作られるそうです。

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クマたちに見つめられながら過ごす夜。。。

同じ敷地内には氷でない普通の木造バンガロー風宿泊施設もあります。
アイスホテルが寒すぎて泊まれない人たちはそこへ泊まるようです。夏場ももちろん営業しています。
それらバンガローの屋根には天窓がいくつも並んでいますが、これはオーロラを部屋の中から観測できるようにとの配慮です。冬場この辺りは-30℃まで気温が下がるそうです。

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Treehotel (Harads)
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「一体これは何!?」と皆さん驚かれることでしょう。これは去年オープンしたばかりのホテル、Treehotelです。
部屋(建物)は全部で5種類・・「The Mirrorcube」、「The Cabin」、「The Bird's Nest」、「The UFO」、「The Blue Cone」。料金は1泊1部屋約€385~460(43,000~52,000円)。すべてダブルルームです。
アイスホテルもそうですが、こういう奇抜な発想、そしてそれらを実践する行動力には恐れ入ります。
森の中なので部屋からの眺めは素晴らしく、一日中鳥のさえずりが聞こえます(自分自身も鳥になった気分)。
(泊まってみたかったな~ ←料金が高すぎてX、見学しただけ)

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a0207108_9132990.jpgVännäs / ヴァンナス

私にとって今回の旅行はノルウェーがメインでしたが(15日間の日程のうち10日間をノルウェーにあてていることからも分かるように)、しかしヴィーにとってはスウェーデンがメインでした。なぜかというと自分の母方の祖母がスウェーデン人だから。そのヴィーのおばあちゃんは30年ほど前に既に亡くなっていますが、今回旅を計画するにあたり彼女の故郷やゆかりの地を日程に組み込むのは必須条件となっていました。


彼女の生まれ故郷Vännäs(ヴァンナス)は、スウェーデンの中部よりやや北に位置する小さな田舎町です。
彼女は幼少期をそこで過ごしましたが、今からちょうど100年ほど前まだ12歳の少女だった頃、家庭の事情で親元を離れ姉妹だけでドイツへ渡り、成人して結婚するまでずっとドイツで暮らしていました。しかし、戦時下でのドイツ軍人の夫との生活はうまく行かず、、、そんな折、ヴィーのおじいちゃんと知り合い(なぜかスイスとイタリアの国境で)、なんとそのまま駆落ちしてしまうのです。以後再婚し、ずっとフィレンツェで暮らすことになります。

ヴィーが幼い頃、おばあちゃんからよくヴァンナスやスウェーデンの話を聞かされたそうです。
晩年は故郷へ思いを馳せることが多くなり「ヴァンナスへ帰りたい。」とよくこぼしていたそうですが、歳をとり体も丈夫でなかった彼女にとって古里はあまりにも遠く離れた地でした。家族とも生き別れ同然の波乱の人生。
結局12歳でその土地を離れてから、再び故郷・ヴァンナスを訪れることはありませんでした。。。


そんなおばあちゃんの思いを内に秘め、はるばる訪れた土地・・・

自分の肉親が生まれた場所、初めて目にする風景・・・

何の変哲もない平凡な田舎町、しかしヴィーの胸の中にはきっと熱いものがこみ上げていたはず・・・

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ヴァンナスの町外れにある小さな湖。幼い頃のおばあちゃんも同じ景色を見ていたんでしょうか。。。
 

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こちらもどうぞ(^^)⇒ 北欧への旅「ノルウェー編」、北欧への旅「裏話」

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by girasole7 | 2011-07-29 19:44 | イタリア国外旅行 | Comments(0)