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待ちに待った、フィレンツェの陶器市

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今年も陶器市がやって参りました!陶芸を習い始めるほどに陶器が大好きな私にとっては、一年で最も楽しみにしているイベントの一つであります。毎年10月の最初の週末に行われますが、これは単なる陶器市ではなく、イタリア、イギリス、ドイツ、フランス、日本、アメリカ、ロシア、スロバキア、イスラエル、など、国籍の異なる70人の陶芸家が参加している「Fiera Internazionale della Ceramica (国際陶器見本市)」なんです。
各陶芸家の特徴豊かで個性的な作品を実際に手にとって見れるだけでなく、もちろんその場で購入もできます。


a0207108_2111067.jpg~Fiera Internazionale della Ceramica
  Mostra di ceramica contemporanea~


<開催日> 10月1日(土)、2日(日)/2011年
<時間> 10:00~19:00
<場所> Piazza SS. Annunziata
    (サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場)
    アッカデミア美術館、サン・マルコ広場そば
*場所は「いつも開いている窓」で既におなじみの広場
*陶器市のオフィシャルページはこちら(伊語)

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いつ来てもここにある全ての陶器を買い占めたくなる衝動に駆られます。とにかくデザインが可愛い!
日本独得のシンプルで渋い和陶器も、もちろん、大好きですが、これらのカラフルでアイデアに富んだ陶器たちも大好きです。今年も何かほしいけど、、う~目移りするぅ。。。。

↓「Neriage ねりあげ」という日本語に反応。赤・グレー・白の3色の異なる土を練り合わせて作るのだそうです。この陶芸家はトリノに工房を持つイタリア人女性(HP)。この技法は日本ではなくイギリスで学んだとのこと。
イタリア人の間では「ネリアージュ」と勝手にフランス語風に読む人もいるらしく、「ネリアゲ」としか読まないと釘をさしておきました。「練り上げ」の技法についてはこちらをどうぞ。写真(スライドショー)による説明が大変分かりやすいです。

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以下は私が特に好きな陶芸家の方々を紹介します。
作品作りに関するいろんな興味深い話を彼らから直接聞けるのも、この陶器市の素晴らしい魅力です。

a0207108_17574638.jpg<Amanuma Umi>
フィレンツェ近郊の町フィエーゾレに工房を持ち、こちらイタリアで活躍されている日本人陶芸家ウミさんです。彼女は10年程前に陶器で有名なトスカーナの田舎町Montelupo(モンテルーポ)の陶芸学校で学んだ後、2003年には自分の工房を持ち独立されています。

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青と白を基調としたシンプルかつ可愛らしいデザイン。和洋をうまく取り合わせたウミさんならではの作品です。ウミさんのHPはこちら

今回は陶磁器についていろいろと詳しいお話を伺いました。

イタリアではMaiolica(マヨリカ/マヨルカ焼)が有名ですが、
それ以外にもGres(グレス・炻器)、 Porcellana(ポルチェッラーナ・磁器)を扱っている陶芸家もたくさんいます。

炻器や磁器はマヨルカ(錫釉陶器)に比べて「焼き締め」の度合いが高く、その分丈夫で素焼きの状態でも水を通さないとのこと。ちなみにウミさんの作品は炻器(せっき)だそうです。陶磁器についての詳しい説明はこちら、マヨルカ焼についてはこちらを参照下さい。

*10月31日(月)に他の陶芸家たちと共同でフィエーゾレにワークショップをオープンされます。
自分たちの工房として使うだけでなく、陶芸教室も開かれるそうです。
住所・・Via Portigiani 4, Fiesole
Inaugurazione(オープニングパーティ)は17時~。

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a0207108_420075.jpga0207108_5314185.jpg<Davies Terry>
日本の和陶器をこよなく愛するイギリス人陶芸家。彼の作風は限りなく「和」に近く、どこか懐かしい感じがします。
日本では実際に備前焼や益子焼の工房を訪れたことがあるとのこと。釉薬から焼き方、釜に至るまで、質問すれば何でも熱心に答えてくれます。彼の工房はチェルタルドの町外れにあります。HPはこちら

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a0207108_4203086.jpga0207108_61677.jpg<Cross Robert>
こちらも「和」のニュアンスが強く出ています。
それもそのはず、先ほど紹介したTerry氏とはとても親しく、お互いの工房をよく行き来するそうです。Robert氏(イタリア人)は薪釜しか使わない本格派。その釜もTerry氏と一緒に作った手作りだそうです。工房はパルマ近郊にあり時々短期の陶芸教室が開催されています。HPはこちら

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a0207108_8214774.jpga0207108_89770.jpg<Paola Staccioli>
彼女(イタリア人/HP)の作品はとにかく芸術性が高く、そして可愛い!!
ややいびつな形と独得の色使い。見たら絶対欲しくなります!
彼女はなんとボーボリ庭園内にある陶磁器博物館で、昨年5ヶ月にわたり展示会を開いています。彼女の父親「Paolo Staccioli」もフィレンツェではかなり有名な陶芸家です。

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a0207108_7551029.jpg<Dafi Krief>  
こちらも私の目をいつも釘付けにしてしまう陶器たち。ダイニングやキッチンにこんな可愛い食器が並んだら素敵ですよね。 
工房・・Via B. Vinta 13 Firenze

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せっかくなので私が通っている陶芸教室を紹介しますね。

a0207108_183371.jpg<Scuola di Ceramica 陶芸教室>

「ろくろ」の先生・・Romano(ロマーノ)
この道60年の大ベテランです。日本を含む世界各国で展示会を開いた実績があります。

「絵付け」の先生・・Nicoletta(ニコレッタ)
彼女も30年以上のキャリアがあり、写真の作品(絵)は全て彼女の手によるもの。

初心者でもOK!二人とも基本から丁寧に指導してくれます。


<住所>Via di Montughi 55 Firenze (Villa Giucciardini)
<TEL> 055 4625005
<時間> 9:00~13:00、14:00~17:00 (月―金)
      

コースの設定はありません。「ろくろ」だけでも「絵付け」だけでも両方でも、自分のペースで好きなように習うことができます。どちらも一時間7ユーロ。生徒募集中。見学随時受付。

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by girasole7 | 2011-10-04 19:41 | 秋のイベント9・10・11月 | Comments(5)
Commented by mushoku2006 at 2012-10-21 07:46 x
今年の陶器市にたまたま訪れました。
その時のことを私のブログの記事にしたんですが、
その際に陶器市のことを少し調べていたら、
こちらのブログに行き当たりました。
詳しく解説されていて、
大変良い内容だと思ったので、
私のブログでこちらを紹介させていただきました。
もし支障があれば、ご連絡をください。
すぐに訂正させていただきます。m(_ _)m

Commented by girasole7 at 2012-10-21 09:08
mushoku2006さん、コメントありがとうございます。
ブログでこの記事を紹介して頂いたようでとても感謝しています。
全く支障はありませんのでどうかご心配なく(^^)
Commented at 2013-12-11 19:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by girasole7 at 2013-12-12 08:47
Yamamotoさん、コメントありがとうございます!私の通う陶芸教室は初心者でもOKです。
ただ「ろくろ」「仕上げ」「絵付け」など全ての工程を終えるまでに最低でも3回は通い作品を受け取るまでに2週間くらいかかります。フィレンツェにはどれくらいの期間滞在されるのでしょうか?
何日でも好きなだけ通えますが、ろくろの後作品が固まるまでに3〜4日かかったり、生徒の作品がある程度たまってから窯に火をつけたりするので完成に時間がかかるんです。
ちなみに作品の日本への送付サービスは行ってないです。
教室は半年程前に引っ越しし今はフィレンツェの中心部にあるので通うのは比較的楽かと思います。
(ヴェルディ劇場の近くです)
受講料は最近値上がりし1時間8ユーロ。料金は作業内容を問わず同じで1回最低2時間受講です。
Commented at 2013-12-14 23:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。