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大自然の露天風呂 -Petriolo-

さて、イタリアにも温泉があるのを皆さんご存知でしょうか?イタリア南部には今も活動中の火山があり、ということは、当然ながら温泉も湧き出ています。イタリアの火山と言えばヴェズヴィオ火山(Monte Vesuvio)が特に有名で、世界史の教科書などにもポンペイ遺跡とともにでてきますよね。こちらは現在休火山となっていますが、シチリアのエトナ山やその周辺の火山島はバリバリの現役で、しょっちゅう噴火しては煙をもくもく上げています。

a0207108_49370.jpgここトスカーナには火山はありませんが、しかし「温泉」はあります!例えばメジャーなところを挙げると
Montecatini Terme
 (モンテカティーニ・テルメ)
Rapolano Terme
 (ラポラーノ・テルメ)
Saturnia Terme
 (サトゥルニア・テルメ)
*Terme(テルメ)=温泉
これらの地には温泉スパがあり、設備の整ったプールでくつろいだりマッサージを受けたりいろいろできますが、今回ご紹介するのは自然に囲まれたもっと魅力的な温泉「Petriolo ペトリオーロ」です。

<Terme di Petriolo テルメ・ディ・ペトリオーロ
a0207108_8415923.jpgアクセス
フィレンツェから車で約1時間。まずはSuperstrada(スーペルストラーダ)でシエナ、グロッセート方面へ向かいます。シエナを過ぎて約30kmの地点に「Terme di Petriolo」と書かれた案内標識が立っていますので、そこを右に曲がって下さい。この案内板は、小さめで非常に分かりづらい上にいきなり現れますので、見逃さないようシエナを過ぎた辺りから細心の注意が必要です。
残念ながらバスや電車などでアクセスすることはできません。車のみ(ρ_;)。
*Superstrada・・Autostrada(高速道路)に類似した無料の幹線道路。


a0207108_8425061.jpgペトリオーロ温泉 は遥かエトルリア時代から存在しているとても古い温泉で、事実この周辺の山の斜面ではエトルリア時代だけでなく古代ローマ時代の遺跡なども発見されています。しかしながらこの「Petriolo ペトリオーロ」という地名は、それからずっと後の13世紀頃につけられたとのこと。そして15世紀の初めに、ここを流れるファルマ川の北岸に最初の温泉施設が建設されます。その建物は石造りの壁に囲まれ長い回廊をもち、外観はまるで要塞のようであったと言われます。ルネッサンス期にはメディチ家やゴンザーガ家(マントヴァの領主)、ローマ教皇ピウス二世などが訪れるほどの非常に有名な温泉地となったそうです。かなり朽ち果てていますが、今でもルネッサンス時代につくられた建物や壁の一部を見ることができます。
a0207108_22193290.jpgここには天然の温泉を象徴するかのごとく強い硫黄の匂いが漂っています。お湯はやや離れたところから川に向かって引かれていて直に触ると結構な熱さです。川岸には岩をくりぬき、あるいは石を積み重ねてつくった浴槽がいくつかあり、中にはお湯の温度が40℃を超えるものもあります。下の川と接している部分はかなりぬるめです。

*Terme di Petriolo (ペトリオーロ温泉)

 入場無料。いつでも自由に出入りできます!
 (トイレやシャワー、更衣室などの設備はありません。)




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10年くらい前に初めてここへ来た時は、お湯に浸かれるのは段々畑のように重なり合っている浴槽部分だけだったんですが、徐々に川の中まで進出していき、さらにその石でせき止められている部分も年々訪れるごとに拡大しています。それにしても手作り感あふれる温泉ですよね(笑)。だいぶ日が落ちているように見えますが、これってまだ午後3時頃の風景。サマータイムが終わり11月になると一気に日が短くなります。

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この露天の温泉に隣接して、やはり天然の温泉を利用しているスパがあります。こちらは去年の秋にオープンしたばかりの、とても新しい施設です。外と中、大小合わせて4つのプールがあり(うち一つは冷水)、その他にも底に石を敷き詰めた足つぼ湯なんかがあります(足だけお湯につけながら石の上を歩くタイプ、冷水も有り)。

このスパの魅力ですが、それは何と言っても温度が高めなこと!イタリアの温泉スパのプールは、普通どこも35~37℃の人肌並みの温度に設定されていて、日本人の感覚からするとはっきり言ってぬる過ぎ。
もうこんなのに浸かってたら風邪を引いてしまう!って感じのばっかりで、とてもリラックスどころではないです。

しかーし、このPetrioloのスパはどのプールも38~42℃という、大変日本人好みの熱さ!
でも熱めのお湯に慣れていないイタリア人たちはというと、、、
「あちっ!あちっ!火傷しそう!!」
「何なんだこの熱さは!パスタでも茹でるつもりなのか?!」
・・・と、こんな具合に大騒ぎ(爆笑)。大した熱さでもないのに、、なに故にこんな大袈裟??

外の大きいプールが一番ぬるめで(←浸かっているうちに寒くなるということはないです)、打たせ湯もどきのものもあり、きれいな森の景色を眺めながらゆっくりリラックスできます。
この施設では各種マッサージや泥パックも行っています。オフィシャルサイトはこちら

<注意>変色しやすい金属系のアクセサリーは入浴前に外しましょう。
<持っていくもの>水着、ビーサン、バスタオル、バスローブ、シャンプー、リンス(髪がパサパサになります)

a0207108_9362831.jpga0207108_9365354.jpg<営業時間・料金>
*月~金*
9:00~18:30(€10,00)
16時以降の入場(€8,00)
*土、日祝*
9:00~19:30(€12,00)
16時以降の入場(€10,00)
<住所> Loc. Petriolo,
53015 Monticiano (SI)
<Tel> 0577 757104

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ファルマ川に架かる古い石造りの橋からの眺め。。
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次回はこの温泉のそばにある、魅力的な小さな村を紹介します。お楽しみに~♪

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by girasole7 | 2011-11-17 09:19 | イタリアの温泉 | Comments(10)
Commented by agliettamia at 2011-11-17 16:29 x
うわっ!!偶然!!私達も今週の日曜日行く予定よ〜〜!!
Commented by girasole7 at 2011-11-17 23:23
そーなんだ、、今度はぜひみんなで一緒に行きませう!
Commented by caianina at 2011-11-20 05:42
イタリアの温泉、ぬるいですよね。私もリラックス出来ません。逆に風邪をひかないかと、ストレスになります!

これだけ温度が高いと、嬉しいですね!
村も楽しみにしています!
Commented by girasole7 at 2011-11-20 08:28
Caianinaさん、いつもコメントありがとうございます!
そう、温泉はやっぱり体が温まらないと意味ないですよね。
私の家はシャワーしかないので、寒くなってくるともう温泉が恋しくて。
ペトリオーロはフィレンツェから楽に日帰りできるので、そういう点でもポイントが高いです。
機会があったらぜひペトリオーロのスパにも行ってみて下さい。
設備も整っていて快適ですよ。

Commented by なおこ at 2011-11-24 23:40 x
じゅんこさん、すてきな温泉ですね!すでにagliettamiaさんが同じ温泉を訪ねられた記事を読んだあとだったので、記事名につい魅かれて拝読しました。無料温泉の方は、夫や友人は行ったことがあり、話には聞いていたのですが、本当に自然の美しいところですね。温泉施設の方も、温泉の温度が高いというのがうれしです。わたしたちが行く他の温泉に比べると、入場料が安いのも魅力です。いつかきっと行ってみたいなと思います。詳細なご説明をありがとうございました。

エキサイトブログへのログインがなぜか今朝(イタリア時間)からできないのですが、エキサイトで記事を今日投稿された方もいるし(予約投稿かもしれませんが)、わたしだけかしらと思いながら書いております。 
Commented by girasole7 at 2011-11-25 09:21
なおこさん、コメントありがとうございます!
私もときどきブログを拝見しております(^^)。
ご主人はPetrioloへ行かれたことがあるんですね。
ペルージャからだとちょっと遠いかもしれませんが、、日帰りできる距離ですよね、きっと。
日本の温泉のように体が温まりとてもリラックスできるので、ぜひ一度行ってみてください。

エキサイトのログイン、私は特に問題はなかったですよ。
たまたまアクセスが集中していたとか?何でできないんでしょうね(・・?)
Commented by season at 2012-08-21 10:51 x
はじままして。
来月ルッカに行きます。
で、日帰りでバーニディルッカに行きたいと思っているのですが、こういう露天風呂は、水着を持って行きさえすれば、勝手に入れるのですか。
Commented by girasole7 at 2012-08-21 22:44
seasonさん、コメントありがとうございます!
Bagni di Luccaは私も一度だけ訪れたことがありますが、そのときは有料の温泉施設に入ったので近くに無料の露天風呂(野湯)があるかどうかは、、?? ちょっと不明です。
もし入場が自由の野湯があれば水着を持って行くだけでOKです^^
Commented by おさる1号 at 2013-09-08 01:27 x
むか〜し、肌が過剰に敏感だった時期に、“テルメ・デ・モンテカティーニの基礎化粧品のラインを使っていた事が有ります。
今はもう日本には入って無いのかな?
ミューズが、若き頃のエマニュエル・べアール(何故かフランス人)でした。
高かったけど、割と気に入って、暫く使っていたんですけれど。

モンテカティーニのスパ施設とかは、“セレブマダム”の物というイメージです...(苦笑)実際はどうなんですかね?
Commented by girasole7 at 2013-09-08 19:10
おさる1号さん、いつもコメントありがとうございます!
モンテカティーニの基礎化粧品、日本にもあったんですか?すごい!
温泉効果でお肌によさそうですね。
イタリアで温泉地に行ったりすると私も泥パックとかついいろいろ買ってしまいます(^^;)
モンテカティーニは地元トスカーナでも高級温泉地のイメージがありますよ。
セレブなマダムも多いです(^^;)