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〜美術館の電話予約マニュアル〜

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<人気のある美術館>

フィレンツェには常に行列の絶えない人気の美術館が2つあります。
それは「Galleria degli Uffizi/ウッフィーツィ美術館」と「Galleria dell'Accademia/アッカデミア美術館」。

ハイシーズンに予約なしでこれらの美術館を訪れた場合、チケットを買って中に入るまでに1〜2時間かかることはざらです。これでは貴重な観光の時間を削られるだけでなく、膨大な数の美術品を鑑賞し終わる前にへとへとに疲れきってしまいます。


<オンライン購入の落とし穴>


最近ではインターネットのオンラインで、これらのチケットを予め購入する方も増えてきました。
しかし、ネットでの購入は一見便利なようですが、はっきり言っておすすめではありません!
高い手数料を取られたり、日時の変更やキャンセルができなかったり、ひどいときにはカードから料金は落とされているのに正式なチケットは送られず、現地で再び買い直すはめになることもあります。

実際私の知人が最近このオンライン購入で被害に遭っています。購入後、メールで催促をするも結局正式なチケットは送られて来ず、現地でもやはり予約のリストには載っていなかったため、もう一度チケットを買い直さなければなりませんでした。もちろん最初に払ったお金は戻って来ません。他にも同じ被害に遭った方々がおられるようです。あまりにも悪質なので、ここではっきりとそのサイト名をお知らせしておこうと思います。B-Ticket というサイトです。くれぐれもご注意下さい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


<電話予約について>

フィレンツェには主にウッフィーツィ美術館、アッカデミア美術館、パラティーナ美術館を扱っている、公認の電話予約受付オフィスがあります。伊語・英語のみですが簡単なやり取りで予約ができ、後で日時の変更やキャンセルも可能。その際の手数料も発生しません。予約料金の支払いは現地でのチケット購入時ですので、クレジットカードの番号を提示する必要もなく安心です。

・・しかし、問題は言葉の壁。。伊語や英語に堪能な方ならともかく、そうでない方にとっては電話で予約することにかなりの抵抗を感じられることと思います。しかも国際電話となればなおさらです。
そこで実際に行われる電話のやり取りを以下に分かりやすく紹介しますので、今後電話予約に挑戦される方はぜひ参考にして頂きたいと思います。

日本から国際電話をかけられる時は、格安で通話できるSkype/スカイプなどの利用がおすすめです。
電話代を気にせず、落ち着いてゆっくり会話ができます。
Skype・・日本からイタリアの固定電話へかけた場合の料金→1分間で2円66銭。





<予約/会話の流れ>

予約オフィスの電話番号(下記)をダイヤルすると、まずは音声ガイダンスが流れます。
→イタリア語を希望の方は1、英語を希望の方は2を選択(プッシュ)して下さい。
→次にプライベート(個人予約)の1を選択。
 途中Uffizi/Accademia両美術館の予約状況(何日から空きがあるか)が知らされます。
→次に予約の8を選択し、最後に個人情報提供についての説明1、続いてOKの1をプッシュ。
そのままオペレーターにつながるまで待ちます。

*最近音声ガイダンスの流れが変わりました。上記は修正済です(2013年8月28日)


会話例/イタリア語/英語

A: Vorrei prenotare gli Uffizi e l'Accademia, ma prima gli Uffizi, per favore.
 ( I'd like to book the Uffizi and the Accademia, but the Uffizi first, please.)
ウッフィーツィ美術館とアッカデミア美術館の予約をしたいのですが、
まずはウッフィーツィ美術館からお願いします。

B: Quando?(When do you want?) いつですか?
A: Il 20 aprile.(The 20th April.) 4月20日で。

B: Quante persone?(How many people?) 何人ですか?
A: Due.(Two.) 2人です。

B: A che ora?(At what time?) 何時で?
A: Alle 10:00.(At 10:00 o'clock.) 10時で。

B: A che nome?(Under which name?) 名前は?(どういう名前で予約しますか?)
A: Suzuki 鈴木です。

B: Il numero della prenotazione è 123456.(The reservation number is 123456.)
予約番号は123456です。
A: 123456? OK, allora per l'Accademia...(123456? OK, and then for the Accademia...)
123456ですね?了解しました。それではアッカデミア美術館ですが、、

・・この後は「Quando? いつですか?」に戻り、全く同じ内容が繰り返されます。
この会話からも分かるように、オペレーターとのやり取りはとってもシンプルです。
大事なのは希望の日時、人数をはっきり伝えること、そして予約番号をきちんと聞き取ること。

もし「Completo コンプレート」または「Pieno ピエノ」と言われたら「空きがない」ということですので、希望の日時をずらすことになります。(英語ではComplete/Fully booked/Fullなど)
時間は15分単位で指定できます。
又、後日予約を変更したりキャンセルしたりするときは先ほどの予約番号が必要となります。

現地では当日、まずは予約者専用の窓口(3番)へ向かいます。
このとき予約した時間よりやや早めに(5〜10分程度)行った方がいいです。
予約番号を伝えチケット代と予約手数料(4ユーロ/人)を払ったら、いざ!美術館の入り口へ!!


予約受付オフィスの電話番号・・(+39) 055 294883
 月曜~金曜8:30-18:30、土曜8:30-12:30、日曜休み

平日の受付は18:30までとなっていますが、実際は15:30を過ぎた頃からオペレーターとは非常に繋りにくくなります。
日本とイタリアの時差は8時間、サマータイム時(3月最終日曜〜10月最終土曜)は7時間です。

それでは皆さんのご健闘をお祈りします。(^^)/

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by girasole7 | 2012-03-29 07:02 | 見どころ・美術館情報