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フィレンツェの名物屋台

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フィレンツェの人々が愛してやまないものの一つに「ランプレドットとトリッパの屋台」があります。
今日はちょっとそのことについて触れてみたいと思います。

a0207108_23381634.jpg・・その「屋台」は、フィレンツェでは「Trippaoio/トリッパイオ」と呼ばれ、街の至る所で見かけます。
ついでに言うと屋台でトリッパを売っている人のことも「トリッパイオ」。

フィレンツェの郷土料理にはもともと内臓系の料理が多いんですが、この「トリッパ」や「ランプレドット」はその代表格とも言えるでしょうね。
これらの料理には、遡るとエトルリア時代にまで戻ってしまう長〜い歴史があります。

↑上の本はヴィーが古本屋で見つけたもの。フィレンツェの昔懐かしい「トリッパイオ」の写真がたくさん載ってます。ヴィーもこの屋台をこよなく愛するフィレンツェ人の一人。
この本を熟読したヴィー氏によると、「トリッパイオ/屋台」が路上に現れ始めたのはだいたい200年くらい前だそうです。今では定着型又は大型車の移動式屋台が多いですが、昔は小さな屋台を自転車やバイクなどで引いていたようですね。屋根もなく簡素なパラソルが付いているだけ。時代を感じます。

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さてさて「トリッパ」とは?「ランプレドット」とは?一体どんな食べ物なのかというと・・
"Trippa/トリッパ"は牛の第1〜3胃、"Lampredotto/ランプレドット"は第4胃だそうです。
要するにどちらも牛の胃袋を使った料理ってことですね。野菜や香草と一緒に何時間も煮込みます。

内臓系の料理が苦手な人は、そんなキモいものを食べて本当に美味しいのか?と思うかもしれませんが、これが冗談抜きでめちゃくちゃ 美味しい!! のです!

私がまだフィレンツェに住み始めたばかりの頃たまたま家の近所にこの屋台があり、その前を通るたびに「ん?何だこの美味しそうな匂いは?」と、犬みたいにクンクンしてました(笑)。
しかし気にはなるものの、いつもそこにたむろしてるのは顔なじみっぽいお客さん(おじさん)ばかり。
その中に入り込むにはちょっと勇気が、、しかも何をどう注文していいのかも分からない。
ずっと横目で見ながら通り過ぎるだけでしたが、あるとき思い切って挑戦!すると・・

う、うますぎぃ〜!!(≧ω≦)、、もうその時からこの屋台の虜でございます。

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*Mercato di San Lorenzo/サン・ロレンツォ・マーケット*

a0207108_5355484.jpg←ここは毎日マーケットが出ているサン・ロレンツォと呼ばれる界隈。そのマーケットに紛れて建つ大きな建物(中央市場)の前にも「トリッパイオ」があります。
<営業時間> 9:00~18:30
夏場は17時まで(←暑いからだそうです^^;)
3~9月は日曜休み(←暑いから)、それ以外は毎日営業

↓↓笑顔で親切にいろいろと教えてくれた屋台のおばさん

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彼女のレシピによると、、

「ランプレドット」はニンジン、玉ねぎ、セロリ、バジリコ、トマト、塩で2時間、
「トリッパ」はニンジン、玉ねぎ、セロリ、塩で3時間煮込むそうです(←こちらは半分くらい煮込んだところにトマトを加える)。

ランプレドットもトリッパも仕入れの時点で既に下茹でされているらしく(生で売ってはいけないと法律で決まっているそうです)、特にトリッパは肉屋さんで既に7時間も!下茹でされているそうです。

彼女はここで20年以上も切り盛りしているそうですが、この屋台はもともと家族で代々受け継がれてきたもの。場所もずっと同じ。「昔はこんな感じだったのよ」と古い写真を何枚も見せてくれました。下の写真は1970年代、写っているのは彼女の父親とのこと。なんだかいい味出てますよね。
「トリッパイオ」はフィレンツェの下町サン・フレディアーノ地区で生まれたことなど、他にも興味深い話をいろいろ聞かせてくれました。。

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*Loggia del Mercato Nuovo/新市場*

「Porcellino ポルチェッリーノ」の愛称で親しまれているイノシシの像があるマーケット。
別名「Loggia del Porcellino/ロッジャ・デル・ポルチェッリーノ」。幸運を呼ぶとかなんとかで皆がイノシシの鼻を触るため、そこだけ金色にピカピカ光り輝いてます。

a0207108_5173778.jpg←実はこの屋台、一番上のトップの写真と同じ場所。
お店の人は変わってるかもしれませんが、やはりここも昔からずっと存在してるんですね。
<営業時間> 8:00~19:00 日曜休み

どの屋台もそうですが、簡単なカウンターが付いているのでその場で食事が可能。ここも常連さんが多く、いつも屋台のおじさんと世間話で盛り上がってます。こういう雰囲気の中で食べるのがまたいいんですよね。(^^)


これら「トリッパイオ」で特に人気があるのはランプレドットのサンドイッチ「Panino con Lampredotto /パニーノ・コン・ランプレドット」(3,50ユーロ)。そして小さなプラスチック容器に入った「Vaschetta/ヴァスケッタ」(パンが1個付いて5,50ユーロ)。こちらはランプレドットかトリッパを選ぶことができます。

a0207108_514788.jpg右の写真はトリッパのヴァスケッタ→
口の中でとろけるくらい柔らかく煮込まれてます。
臭みもなく、コショウが効いててややスパイシー。
ジャガイモが一緒に入ってますが、味付けや中に入っている具は屋台によって少しずつ変わります。

トリッパもランプレドットも赤ワインが非常によく合うので、ワインが好きな方はぜひ一緒にオーダーしましょう!(コップ1杯1ユーロ)。


それでは最後に「ランプレドットのパニーノ」について一言。このパニーノは作り置きではなく注文してから1個ずつ作ってくれるので、オーダーの際は大抵お店の人から調味料の好みを聞かれます。
塩、コショウ、グリーンソース、唐辛子、それぞれいるかいらないか、多め、少なめ、、など。

a0207108_2374983.jpg以下を参考にして下さいね。
「塩」・・sale/サーレ
「コショウ」・・pepe/ペーペ
「グリーンソース」・・salsa verde/サルサ・ヴェルデ
「唐辛子ソース」・・salsa piccante/サルサ・ピッカンテ
「多め」・・tanto/タント
「少なめ」・・poco/ポコ

一通り全部入れてほしい方は「completo/コンプレート」又は「tutto/トゥット」と伝えましょう。
ちなみに私はコンプレートで、サルサ・ヴェルデ多め、唐辛子少なめで注文します。(*^^*)
辛いの、すっごい好きなんですけどね。こういう屋台の唐辛子ソースは半端じゃなく辛いんです!

<salsa verde/サルサ・ヴェルデ>
刻んだパセリ、カッペリ(ケッパー)、玉ねぎ、ニンニクなどとオリープオイルを混ぜ合わせたもの。

「Trippaio/トリッパイオ」は中心部だと他にPiazza de' Cimatori(ダンテの家のそば)、中央市場の中(←常に行列)などにもあります。フィレンツェにしかない名物屋台。ぜひトライして下さいね〜♪

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by girasole7 | 2012-05-29 07:21 | フィレンツェ | Comments(0)