29日午前9時(日本時間同日午後4時)頃、イタリア北部エミリア・ロマーニャ州モデナ近郊でマグニチュード(M) 5.8の地震が発生しました。続いて午後1時頃にも同じ地域で(M)5.3と(M)5.1の地震。
震源は先日20日に起きた場所とほぼ同じとのことです。(下の地図はクリックで拡大できます)
<現在報告されている被害状況>
死者16人、行方不明者1人、負傷者350人。
(メドッラ/Medollaで最後の行方不明者となっていた工員が遺体で見つかり犠牲者は17人に/30日午前の報道)
約8,000人が自宅から避難。前回起きた20日の地震と合わせると避難者数は約14,000人。
モデナ県のサン・フェリーチェ・スル・パナロ(San Felice sul Panaro)とミランドラ(Mirandola)で2つの工場が崩壊。下敷きになるなどして少なくとも7人が死亡。その他の死者もいずれもエミリア・ロマーナ州。
震源に近かったサン・フェリーチェ・スル・パナロでは時計塔が倒壊。固定電話やケイタイが不通となり、又20日の地震で既にダメージを受けていた多くの建物も崩壊。
*現地の映像→
その1、
その2 *5月20日の地震については→
こちら
<その他の報告>
バルサミコ酢が保存容器から流出または生産用の施設が崩れ、被害額は1500万ユーロ(約15憶円)。
パルメザンチーズも前回の約50万個に加えさらに約55万個に被害。
チーズなどを含めた農業全体の被害総額は少なくとも5億ユーロ(約496億円)。
モデナ県カベッツォで、65歳の女性を崩れた建物のがれきの下から約12時間ぶりに救出。
在ミラノ日本領事館によると、日本人の被害者は今のところなし。
29日にパルマで予定されていたサッカーの国際親善試合、イタリア対ルクセンブルクが中止。
フェラーリの本社工場、世界遺産のモデナの大聖堂、いずれも被害なし。
大手自動車メーカーFIAT(フィアット)、オートバイメーカーのDUCATI(ドゥカティ)は、同地域にある工場の操業を安全上の理由から停止。パルマに拠点を置く大手パスタメーカーBARILLA(バリッラ)の工場は、一時従業員が避難したものの生産を続行。
フェッラーラ県、ボローニャ県では多くの学校が30〜31日まで休校。
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今回もミラノやトリノ、ヴェネツィア、ラヴェンナ、アオスタなど広範囲で揺れが観測されています。
フィレンツェも揺れたようですが、、またしてもわたくし、気が付きませんでした。。(汗)
まぁ幸いにもこの辺りはそれくらいの揺れだったということです。
学校なんかでは子供たちがパニックになり大変だったみたいですけどね。
(私が鈍感すぎるだけ?←いや、他にも気付かなかった人たちがたくさんいた!)
いい加減うちでも地震対策を本格的に考えなければと思いヴィーに相談してみたところ、、
真っ先にヴィーが言い出したこと→「ロープを用意しなきゃ!」
私→??何のために??
言うより早くどこからかロープを持ち出して来たヴィー。その用途を聞いてみると、、
「地震が起きたらロープを使って窓から逃げる」のだそうです。
パラッツォの最上階でそんなことしてたら落っこちて死ぬわっ!!
その後もあーでもないこーでもないと言い合っていた私たち。
もうヴィーと対策を練るのはホント大変です。。神様どうか地震が起きませんように。( ̄人 ̄)
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