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これぞ職人技!ジュエリー工房を訪ねて

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職人の街、フィレンツェ。
旧市街の路地裏をふらりと歩いていると、小さな工房をあちこちで見かけますよね。
カバン、靴、額縁、彫金、彫刻、モザイク、絵画の修復、家具の修復、、いろんな工房があります。
その中で先日「彫金/ジュエリー」の工房を見学する機会がありましたので、そのときの模様をさっそくお伝えしたいと思います!

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お邪魔したのはヴェッキオ橋にほど近い、Marco Garezzini氏の工房。
案内してくれたのはそこで数年前から働いている日本人の「ユカリさん」です。
彼女は私と同じ福岡県出身。なんと実家は隣町!世界は本当に狭いです。去年知り合いすぐに意気投合できたのは、やはり同郷だから?ですかね.. (*^^*)


a0207108_2535543.jpg←こちらがMarco/マルコ氏。
意外に作業机の上はスッキリしています。
右半分はユカリさんの作業スペース。

彼は14歳の時からこの仕事に就いていて、そのキャリアはなんと40年!すごいですねぇ〜!

「僕のお腹は写真に写ってないだろうね」
ややデッパリ気味の自分のお腹をポンポン叩きながら、そんな冗談を言うお茶目な職人さんです。

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机の上に設置された彫金に欠かせない機械→→→→→
この管の先端に下の写真の釘のような金具を付けて金属を彫っていきます。宝石の形や大きさにも合わせながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ、、作業の様子を端から見てると、なんだか歯医者さんが歯を削るのに似てます。。
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部屋の中には素人目には分からない道具や機械がズラリ。左上の写真は金などを溶かす時に使うものだそうです。このとき彼が作っていたのはヴェッキオ橋のとある宝石店から依頼されたもの。
机の上には簡単に描かれたデザイン画が、、(←絵はだいだいの感じが分かればいいそうです)

彫金専門のマルコ氏が手掛けるのは金属の加工まで。この後宝石を留めるのは「石留め」を専門にやっている別の職人さんです。一人で全ての工程をやってしまう人もたまにいるそうですが、普通は別だそうです。彫金、石留めと、それぞれを専門にやるほどこれらの仕事は奥が深いってことですね。

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せっかくだからということで、、「石留め」をやっている職人さんの工房も見学させてもらいました。
一旦外に出て近所の別の建物へ移動。この辺りは宝石店が立ち並ぶヴェッキオ橋に近いこともあって、ジュエリー工房があちこちにあります。こんなにあるとは、わたくし全く存じませんでした〜。

「僕の工房はマルコのとこみたいにきれいじゃないよ」と、こちらもかなり気さくな方。
ちょうどお昼休み突入の時間だったんで作業風景はないですが、、とりあえず写真を数枚。

a0207108_2562039.jpgこの指輪にはサファイアと無数のダイヤモンドがちりばめられています。↓↓下の写真でも実物大よりかなり大きめ。こんなに小さなダイヤをこんなにたくさん、、一体どれだけの技と労力が要求されるのか。。(´Д`;)

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「石留め」の作業は粘土のような物でアクセサリーの金属部分(土台)を固定して行うそうです。→
留め方にもいろんな技法があるとか。。

このように、ジュエリー制作は彫金職人と石留め職人の二人三脚で行われるんですね。。



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a0207108_70068.jpg調子に乗り、先ほどの「石留め」職人さんのお隣にもお邪魔しました♪

「僕の机はマルコみたいにきれいじゃないよ」←皆が同じことを言う( ̄w ̄)プッ

こちらは彫金専門の職人さんです。
糸ノコでカットしているのは女の子の形をしたもの。これまた作業が細かい!
手元が狂わないのがさすがですね。

海をイメージさせるタコのアクセサリーはお店経営の奥さんに依頼されたもの。

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〜「金/ゴールド」について〜

ジュエリーによく使用されるゴールド。最近は値段が上昇しているとのことですが。。
ユカリさんが加工前のものを見せてくれました。こんな機会はなかなかないですからね、、貴重です。

左の写真は24金、つまり100%の純金です。これに銀や銅などを25%混合させると18金になります。
さらにこれら銀・銅の割合を調整することによって色も変わり、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールド、、となるそうです。ちなみに日本では今ピンクゴールドに人気があるとか。
右の写真は加工前のホワイトゴールド。最初はほとんど輝きがなく色も黄色みがかっています。

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<Marco氏とユカリさんの作品>

ルビーとサファイアが散りばめられたお花のブローチ。こちら、な、なんと€10,000(98万円)也!!
バネが内蔵されているらしく、花びらが揺れます(←高度な技術を要するワザ)。*Marco氏作

a0207108_8433699.jpg裏を見ると作品の善し悪しが分かるそうなんですが、、↓↓この宝石が埋まってる一つ一つの小さな穴、これがきれいに彫られているかどうかということですね。
きちんと穴が開いていれば光をよく通し、宝石もより輝きを増します。

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↓↓かなりデザインにインパクトのある、ホワイトゴールドとダイヤのリング。*Marco氏作
以前ふらりと寄った日本人のお客さんが、非常に気に入って同じものを買って行ったそうですが、、
ちなみにこちらは€5,200(51万円)也!!

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↓↓こちらはユカリさんの作品。ホワイトゴールド&イエローゴールドにダイヤをあしらったもの。
エレガントかつゴージャスなリングですね。カットが細かくてとってもきれい!!
彼女の作品をもっと見たかったんですが、、工房にはあまり置いてないとのことでこれのみ、残念。

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↓↓大きなルビーと、それをさらに美しく引き立たせるダイヤモンドのリング。
ベースに用いられているのはホワイトゴールドです。*Marco氏作

a0207108_9445988.jpg↓↓側面の加工もかなり手が込んでます。
日本人に好まれるデザインだとか。
ルビーは「ピジョン・ブラッド/鳩の血」と呼ばれる深紅色が、最高級のルビーの色だそうです。

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この工房の向かいにはホテルがあるんですが、中には窓越しに興味を示すお客さんたちがいるそうで、一度日本人のお客さんが工房を来訪し、さらにオーダーしてくれたことがあるそうです。

普段も予め電話をすれば、マルコ氏の工房を訪れることができます。
メールもできますがあまり頻繁にチェックしないので、できれば電話の方がよいとのこと。
平日の午前中だったらユカリさんが電話口に出てくれるかもです。

オーダーメイドだけでなくリメイクもできます。日本への発送もOK!
マリッジリングやエンゲージリングなど大切な記念となるものをオーダーする人も多いとか。
フィレンツェの職人さんに世界に一つしかない自分好みのアクセサリーを作ってもらっては?(*^^*)

a0207108_50578.jpg=Emmegi Gioielli=
  (エンメジ・ジョイエッリ)

Marco Garezzini/マルコ・ガレッツィーニ

<住所> Borgo SS. Apostoli, 6 - Firenze
<Tel/Fax> 055 217396
<Cell・ケイタイ> 335 6495909
<e-mail> emmegi.gioielli@libero.it
<HP> www.emmegigioielli.it

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〜ユカリさんからのお知らせ〜

今月の下旬にフィレンツェでジュエリーの合同展示会があります。
日本(東京)とイタリア(フィレンツェ)で交互に開催されているもので、次回はこちらフィレンツェ。
毎回テーマがあり、今回は『BEANS/豆』だそうです。皆さんフィレンツェでジュエリーの技術を学んだ方たちばかり。もちろんユカリさんも参加しています。興味のある方はぜひ足を運んで下さいね!
(下の写真はクリックで拡大できます)

<開催期間> 6月20日(水)〜 23日(土)
<時間> 14:00-22:00 (20水), 14:00-20:00 (21木,22金), 12:00-18:00 (23土) 2012年
<場所> Borgo Pinti 42/r , Firenze
<HP> www.buonappetito-gioielli.com

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by girasole7 | 2012-06-07 07:33 | 職人の技/工房見学