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『イタリアのスリ・詐欺』こんな手口にご注意!! 体験談 =Part 1=

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楽しいはずのイタリア旅行、イタリア滞在。
でも運悪くスリや詐欺に遭ってしまうと気分は一気に台無しになり、警察に行ったり、カードを止めたり、パスポートを作り直したり、、それはそれは憂鬱で大変なことになってしまいます。
私は仕事柄多くの旅行者と関わってますが、残念ながら今年も被害に遭われた方が数名おられました。

どれもちょっとした不注意、あるいはそういう手口を知らなかったことから起きてしまいます。もし「スリや詐欺の手口」、「発生しやすい場所」を予め知っておけばもっと被害は少なくなるのでは...?

ということで...
これからイタリアを訪れる方、そして既に滞在されている方にもぜひ参考にして頂くべく、FacebookやTwitterなどにお寄せ頂いた体験談をここでまとめて一挙に公開したいと思います。
ご協力頂いた皆様本当にありがとうございました。m(_ _)m

・・・・・・・・・・・・・・

まずは「ローマ」から。発生件数はここがダントツで多かったです。世界でも屈指の観光地なだけに皆が必ず訪れるっていうのもあるんでしょうが、、とにかくローマではより注意が必要です!!

それでは体験談の数々(未遂も含む)さっそくご覧下さい。


=地下鉄=
場所はローマの地下鉄車内。時刻は午前9時ごろ。スリは女性二人組。
30代くらいの白人で身なりは良く、怪しい雰囲気ではなかったです。手口は典型的で一人が私に時間を訊ね、その隙に鞄を物色するというものでした。でもとても下手なスリで私だけでなく周囲の人たちにもバレてましたので、周りにいた人たちが追っ払ってくれました。その数時間後、同じ線の地下鉄に乗ったらまたこりずに同じ二人組が来ました。今度は降車時を狙ってきました。
彼女らが近くにいたのは分かってましたし警戒もしていたのですが、それでも鞄に手を入れようとしてました。すぐバレる状況でスリを実行してきたことに無性に腹が立って、大阪弁で怒鳴りつけてしまいました。するとなにか弁解するようなことを言ってましたね。


=空港から市内へのタクシー=
ローマにて空港から市内へのタクシーでした。2005年のことですが・・・
詳しい金額は忘れましたが、金額が6000円だったとしてお札を1000円と5000円で出したら、受け取ったあとすぐお札をすり替え、「1000円を2枚しか受け取っていない。あと4000円足りない。」とまた請求してきました。反論しようにも、逆に威圧されてあきらめました。




=夜の道りで=
かなり昔ローマで夜独り歩きしてたら、イタリアのIBMに勤めていると称するインド人に伊語で道を尋ねられました。教えてあげたら話が弾み、挙げ句近くの良い飲み屋で奢ろうという話に。道知らないなんて変だと、穏便にお別れしました。


=フォロ・ロマーノバス乗り場=
スリの現場を目撃しました。ツアーのガイドさんは常習者の顔を知っていて私たちに注意してくれました。場所はフォロ・ロマーノの観光バス乗り場でした。二人組が何組もいて、バッグから財布のようなものを抜き取りパスしてあっという間に現場からいなくなりました。


=スペイン広場からテルミニ駅へのバス=
友人夫婦がバスの中でスリの被害にあっています。スペイン広場⇒テルミニ駅行きの地元の人や観光客で混み合ったバスに乗り、ご主人の方はつい日頃の習慣でズボンの後ろポケットに入れたお財布を。
奥様の方は斜め掛けにしていたバッグを開けられてお財布を取られたそうです。押されているのですぐには気付かなかったということでした。


=テルミニ駅からホテルへのタクシー=

タクシーでぼられました。ローマのテルミニ駅から近くのホテルまで乗っただけで1000ユーロ(約107,000円)。疲れていて思考能力が落ちまくってたせいだと思います。これだけがイタリアに4回行って初めての体験です。自戒しないとって思いました。


=地下鉄=

ローマの地下鉄でジプシーに囲まれ電車に乗り損ねそうになりました。無事に振りきって乗り込みましたが実はそれが作戦で、ほっとした瞬間を狙ってズボンのポケットに手を突っ込まれました。
被害はお札のお大きさに折り畳んだ地図だけでした。その後は列車が止まる直前に乗る車両を変更するようにしています。


=地下鉄=
ローマ・スペイン広場の帰りの地下鉄の中で母がスリに遭いました。たすき掛けしてるBAGの中の財布をすられました...しかも、BAGはお腹の前辺りに位置していてカバー付きのZIPまであるのに開けられてしまったんです~
犯人はスパニッシュ系の若い女の子で二人組みでした。まず一人が時間を聞いてきて母が教えると何度も何度も聞き直すんです~もう一人は新聞広げて母の前に立ち死角を作ってる様でした。母も流石に変だと思い...BAGの中が気になったんで見てみたら財布が無い事が判って騒いだんです。 横にいた僕は咄嗟に一人の腕を掴んで「財布、財布」と言って騒ぐと...イタリアの男性がどうしたと聞いてきて、腕を掴んだまま説明していると「ボトッ!!」と 財布が落ちて女の子が足で蹴ったんです。有るじゃないみたいな顔して惚けていましたが...その時に丁度次の駅に着いてしまい、僕が財布を拾う隙に二人組はサッサと駅へと降りて消えてしまいました。結局は未遂で済みましたが。。


=テルミニ駅=

ローマのテルミニ駅のツーリストセンターでナポリ行きのユーロスターの切符を買い、電光掲示板を見ながら自分の乗る列車のホームを探していた時のことです。一人の身重の女性(ピタッとしたTシャツにジーンズで、所謂ジプシー風ではない若い女性)が、”May I help you?”と言いながら私の持っていた切符を覗きこみ、すかさず私のスーツケースを掴んだのです。”No Thank you”と言い断りましたが、速足で荷物を持って行きそうになり慌てて追いかけました。たまたまそばにいた観光客のアメリカ人男性が助けてくれました。ありがたかったです。後でその男性と話をしたのですが、”実は以前自分も座席を教えてもらい荷物も運んでもらったんだけど、座席に着いたら5€請求されたんだよ。”とのことでした。一見善意でやってるようでも後で金額を要求されるということですね。


=ヴィットリアーノ付近=
私がスリというか強奪に遭ったのは、平日の昼間ちょうどヴィットリアーノを通り過ぎた辺りの場所で、中年のロマの女と色白の子供がグルでした。ロマの女は一目でロマとわかる衣装に胸元にテーブルのように段ボールを括り付けてました。ちょうど筆記テーブルみたいな感じで、何あれ?という出で立ちでした。要はその段ボールで手元を隠すというちゃちな手口だったのですが、女は妙な声を出していてあまりのインパクトに釘付けになってしまいました。そこに10歳くらい白人の女の子がその女の前を歩いていて、ちょうどすれ違いざまになったころ、私の周りを女の子が体をあてこすりながらまとわりつき始めたのです。その直後、鞄の隙間に女が乱暴に手を突っ込んでデジカメを奪っていきました。が、括り付けていた「テーブル」が突っかかって腕が下げられないのか、カメラを握ったまま棒立ちだったので自力で奪い返しました。女の子はロマの女と似ても似つかぬ風貌だったので油断してしまいました。


=テルミニ駅そばのホテル=
ローマ・テルミニ駅近くのB&Bで、お昼に部屋に戻ると全ての荷物が床やベッドの上に津波が来た跡のように散乱していました。手帳の中に挟んだメモまで出ていました。

ちょうど私の部屋の前の廊下を掃除していたオーナーにすぐその旨伝えると、目も合わせず一言低い声で「cosa posso fare? 私に何ができる?」と。。
私はイタリア人の友達を呼び警察に行き手続きしましたが、そのオーナーと私が呼んだ友人はイタリア人同士握手し笑顔で談笑して悔しい思いをした。(証拠がないので疑えませんが、私への対応など)

被害はケータイ、現金、電子辞書、アクセサリー、お土産などです。

このB&Bはこちら⇒"Mi casa tu casa"
住所・・Via Principe Eugenio, 3  00185 Roma
HP/e-mail・・www.mitucasa.it / info@mitucasa.it


=地下鉄=
ローマの地下鉄で。
バッグを脇に抱えていたのに降りてからバッグの中身が落ちたので確認すると後ろ側をカッターのようなもので20~30センチ切られていた。
盗られたもの不明(多分なし)。


=オープンカフェ=
オープンカフェで二人のイタリア人女性友達とお茶をしていると、ジプシーが来てテーブルの上に厚紙で作った「ho fame お腹がすいている」などと書かれたメッセージを置いた。しばらくして友達が「ここに置いたはずのケータイがない、盗られた」と。。


=レプブリカ駅のカフェ=
レプブリカ駅の上のカフェ(ローマ三越の裏で、アーケードの通りにテーブルが並んでいるオープンカフェ)のヒゲのカメリエレ(ウェイター)にお釣りが少ないのでその場で伝えると怒りながらお金を返した。
半年後、同じカフェに行ったので思い出し、こんなことがあったとイタリア人の友達とお茶を飲みながら雑談して最後に私がレジに向かうと、お釣りを受け取っている最中に後ろにいた友達が「あ、違う!見て!」と。またお釣りが少なかった。

三越へ行く日本人団体客は多く、あとで隣のカフェに流れてよくお茶をする。
イタリア人に多い計算の苦手なことや大雑把なことを良心的に考慮したいところだが、カメリエレのあの態度と二度あったことから、日本人に警戒心がないことを読まれているのかも?と感じた。


・・・最後に私自身のローマでの体験談を紹介します・・・


=ヴァチカン行きバス=
もう10年以上前ですが、友達と2人でテルミニ駅からバスでヴァチカンへ向かったときのことです。
そのバスの中は結構混んでいました。ふと隣(サングラスをかけたごく普通の中年女性)を見ると、彼女の腕が彼女のショルダーバッグの内側にあります。違和感を感じた私は目線をさらに落とすと..ちょうど彼女のバッグの真下に斜め掛けしていた私のバッグが!!慌てて前へ引き寄せるとファスナーが半分開いてました。(要は手元を自分のバッグで隠していたわけです)
すぐに中身を確認。財布、カメラは無事でした。ホッ...
そして友達にもスリがいることを伝え..そうこうしているうちに次のバス停に到着。
私が気づいたせいか、彼女はさっき乗って来たばかりなのにそこでもう一人の女性と降りて行きました。友達曰く、そのもう一人の女性も行動が怪しかったということです。
テルミニ駅からヴァチカンへ行くバスはスリが多いとガイドブックにも書かれています。要注意です。


=ヴィットリオ・エマヌエーレ駅付近=
地下鉄ヴィットリオ・エマヌエーレ駅を出てVia Conte Verdeを歩いているときでした。
そのとき私はあまりの暑さと疲労で半ば放心状態でした。めざす韓国料理の店はすぐそこ。油断もありました。すると背中に何か感じるものが。。振り向くと中国人の子供がにやけた顔で立っています。
すぐにリュックを確認。するとファスナーが全開!!でもまだ何も盗られていませんでした。
その子供は私よりも背が低いのでピョンピョン飛び上がりながらファスナーを開けていたようです。
「くぅおらぁ〜何しよるんじゃ〜〜!!あっち行けーーっ!!!」と伊語で怒鳴って追い払いました。


=テルミニ駅=
2007年秋、テルミニ駅での出来事です。そのときは妹夫婦と一緒でした。
二人のそばを一瞬離れ再び戻っていると、義弟が車ごしに何やら尋ねられているのが見えます。
何事?と思い急いで近づいてみると、車に乗ったイタリア人の中年男女が「私たちは警察だ。ここでよく中国人が麻薬の売買をしてるのでパトロールしている。」「パスポートを見せてくれ。」と言うではないですか。「彼は中国人ではなく日本人ですよ。」そう言って義弟のパスポートを見せた私。
彼らはパスポートをチェックするとそのまま私に返し、すぐに去って行きました。
ふと義弟を見ると何だか腑に落ちない表情。。「あいつらは絶対ニセ警官だ!」
そう、アホな私は全く気づいていませんでしたが確かにあれは偽物臭い!二人ともサングラスをかけ制服を着ておらず、車もごく普通のものでした(←てっきり覆面パトかと...)。パスポートに挟まっているかもしれない現金を狙ったのか、パスポートそのものを狙ったのか(←日本人のパスポートは中国人に高く売れるそうなので..)。とにかくこのようなケースもあるので気をつけて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・

以上、「ローマ編」でした。もっとまとめるつもりが長くなってしまってすいません。
これらを見ているとやはり地下鉄、バス、タクシーが多いですね。あとテルミニ駅も。
僕は私は大丈夫、と思っていてもいつどこでこういう輩に出くわすか分かりません。
これらのケースを心に留め、イタリア滞在を楽しく安全に満喫して頂きたいと切に願っています。
次はローマ以外の都市(実はフィレンツェが多いです...)をお伝えします!

*こちらが⇒=Part 2=です。

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by girasole7 | 2012-12-10 10:35 | スリ・詐欺の手口