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<   2011年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

Notte Bianca ~白夜祭~

''Notte Bianca ノッテ・ビアンカ(白夜)''と言っても北欧の白夜を想像してはダメですよ。
でも6月下旬のこの時期、やたら日が長いのは確か。夜の9時半を過ぎてやっと暗くなり始めます。
フィレンツェでは一年で一番日の長いこの時期に、Oltrarno オルトラルノ(アルノ川の向こう)と呼ばれる地域で「Notte Bianca 白夜」と題するFestaフェスタ(祭り)が催されます。この日はお店やレストランが夜中までの営業となり、あらゆる道や広場は人&音楽で溢れ、その地域一帯「眠れぬ夜」と化します。

a0207108_0291584.jpg<開催日時・場所>
開催日・・6月25日・土(2011年)
*通常6月の第4、又は第5土曜日
*6月以外(4月又は5月)にも開催されることがあります・・4月30日・土(2011年)

時間・・19:30~03:00ごろ
*店によってはもっと遅くまで開いてます

場所・・アルノ川より南側の地域(旧市街)
Piazza de' Pitti, Piazza S.Spirito,
Piazza del Carmine,Piazza T.Tasso,
Borgo S.Jacopo, Via di S.Spirito,
Via Maggio, Via Romana...


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道路はすべて歩行者天国となり、店先にはそれぞれ趣向を凝らした即席のカウンターが並べられます。

飛ぶように売れていた炭火焼ソーセージ入りパニーノ(2ユーロ・・約230円)→下の写真。

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夜の11時~12時頃をピークに、どこを歩いても人、人、人、、、飲めや歌え、踊れの大騒ぎ。

これといったメインイベントもないのに、一体どこからこんなに集まって来るのか、、、すっごい人の数です!

若者はもちろん小さな子供からお年寄りまで、夜遅くまでみんなとっても元気!!

お祭り騒ぎは夜更けまで続きます。(寝るに寝られないご近所の方々、お気の毒です。。。)

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おまけ・・・Via de' Serragli にあるEnoteca(酒屋)にて、お洒落なおじいちゃんを発見。いい味出てます。。
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by girasole7 | 2011-06-28 04:48 | 夏のイベント6・7・8月 | Comments(0)

夜空を彩るフィレンツェの花火!

''Fochi'' di Firenze   ~Festa di San Giovanni~

a0207108_9312936.jpg6月24日はフィレンツェの守護聖人「San Giovanni Battista サン・ジョヴァンニ・バッティスタ」の日。「ジョヴァンニ」という名前の人は皆から「AUGURI! おめでとう!」って言ってもらえます。

この日フィレンツェは祝日となり朝からお祭りムード。午前中は市の職員たちにより、ヴェッキオ宮殿からドゥオーモ前の洗礼堂(’’天国の扉’’で有名なBattistero di S.Giovanni)へ「Ceri ろうそく」が運ばれる伝統祭事が行われ、午後はCalcio Storico カルチョ・ストーリコ」豪勢なパレード&死闘の決勝戦が繰り広げられ、そして夜はこの日のメインイベントである「Fochi 花火」が盛大に打ち上げられます。「Fochi フォーキ」、、本当は「Fuochi フオーキ」が正しいんですけど、新聞などにはよくフィレンツェ訛りでわざとそう書いてあります。でももっと言わせてもらうならば、「Fochi フォーキ」でなく「Fohi フォーヒ」だと思うんですが(^^)。。



<開催日時・場所>
6月24日  22:00~  ミケランジェロ広場

花火を見るおすすめポイント
Ponte alle Grazie グラツィエ橋(ヴェッキオ橋のとなり) 
Lungarno delle Grazie グラツィエ(川岸)通り


今年2011年はイタリア統一150周年ということで3月17日は祝日となり、イタリア全土でさまざまなイベントが催されました。それを受けてか、今年の花火は「Il Tricolore (イタリアの国旗、緑・白・赤の3色)で始まり、それと同時にイタリアの国歌「Fratelli d'Italia」もフィレンツェの夜空に響き渡りました。

上の写真の下の方がイタリアの国旗の色になっているの、分かりますか?
(この写真撮るのホント苦労しました。)
今年は緑色、白色、赤色の花火がいつもよりたくさん打ち上げられた気がします。
それに打ち上げ時間もやや長めだったような。。(例年約40分)


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毎年このサン・ジョヴァンニ〜の花火を見ると、故郷の筑後川花火大会を思い出しややセンチになります。。
日本の花火に比べたら、その壮大さはフィレンツェの花火など遠く及ばないって感じですが、一緒に見ているまわりのイタリア人たちの歓声、口笛、拍手といったら、、、この世にこれ以上すばらしい花火は絶対ありえないと言わんばかりです。あ~この人たちに日本の花火を見せてあげたい。きっと腰を抜かすに違いない。。

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花火の打ち上げが終わると、アルノ川のほとりから火の灯された無数の紙気球が舞い上がります。

粋な演出に皆うっとりします。

写真では非常に見づらいですが、赤い点のようなものがそれです。




ウッフィーツィ美術館の対岸のに映し出された「サン・ジョヴァンニ・バッティスタ」。
彼の周りには「花」で描かれた花火がデザインされています。このような演出はおそらく今年が初めてです。
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フィレンツェの花火もきれいだけど、日本の花火が見たいな~。

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by girasole7 | 2011-06-26 03:11 | 夏のイベント6・7・8月 | Comments(2)

Calcio Storico Ⅱ 中世のパレード

Sfilata del Calcio Storico Fiorentino 
スフィラータ・デル・カルチョ・ストーリコ・フィオレンティーノ
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さて、「Calcio Storico カルチョ・ストーリコ」の試合に興味のある人もない人も、ぜひ見て頂きたいのが試合前に行われるこのパレード(Sfilataは行列・パレードという意味)。
中世の衣装に身を包んだ人々が、鼓笛隊のリズムに合わせてフィレンツェの旧市街を練り歩く様は圧巻です。

<開催日時>
・6月18日、19日、24日(2011年)・・・Calcio Storicoの試合日と同じ。
・パレードが始まるのは16:00ごろ。

<コース>
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場 → レプッブリカ広場 → シニョリーア広場 → サンタ・クローチェ広場
所要約2時間。

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a0207108_644668.jpga0207108_651730.jpgまずは鼓笛隊の演奏から始まります。
(サンタ・マリア・ノヴェッラ広場)

それぞれの楽器にはフィレンツェのシンボル「Giglio ジリオ」のデザインが見受けられますね。それにしても皆の衣装がとても色鮮やかです。

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by girasole7 | 2011-06-24 10:04 | 夏のイベント6・7・8月 | Comments(4)

Calcio Storico Ⅰ 中世のサッカー/徹底追跡

Calcio Storico Fiorentino  カルチョ・ストーリコ・フィオレンティーノ
~フィレンツェの歴史あるサッカー~


a0207108_214572.jpg通常「Calcio Storico カルチョ・ストーリコ」、または「Calcio in Costume カルチョ・イン・コストゥーメ」と呼ばれます。
「Calcio」は「サッカー」、「in Costume」は「(中世の)衣装を着た」という意味ですが、このことからも分かるように、これは中世の時代からなんと500年以上も続く、長~い歴史を持った伝統的なスポーツ行事なんです。そしてこのスポーツは現在のサッカーやラグビーの原型とも言われています。つまり、ここフィレンツェがそれらスポーツの発祥の地なんです!
(*左の写真は他から拝借したものです。)


<開催時期>
近年、決勝戦は6月24日、フィレンツェの守護聖人サン・ジョヴァンニ・バッティスタの日に行われるのが恒例となっていますが、準決勝戦は毎年日程が変わりますのでご注意ください。下記日程は2011年のものです。
*時間は17:00~19:00(試合前のパレード含む)で組まれていますが、少し遅れることがあります。

   準決勝・・BIANCHI・白(勝) X ROSSI・赤(負) ・・・ 6月18日(土)
         AZZURRI・青(勝) X VERDI・緑(負) ・・・ 6月19日(日)

   決勝・・・・BIANCHI・白 X AZZURRI・青 ・・・ 6月24日(金) 
        *2011年はAZZURRI・青が優勝しました。
 

<開催場所>
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Piazza Santa Croce
サンタ・クローチェ広場
                 




<チケット売り場>
a0207108_731311.jpgTeatro Verdi ヴェルディ劇場 
Via Ghibellina 101
10:00~13:00、 16:00~19:00 月-土 (日・祝休み)
*試合当日(18日、19日、24日) 11:00~18:00
          


a0207108_735681.jpgBox Office ボックスオフィス 
Via delle Vecchie Carceri 1
9:00~19:00 月-金 
9:00~14:00 土 (日・祝休み)  
*チケット発売開始・・5月31日      



<チケットの料金>
特別席/中央=€40、特別席/脇=€30、一般指定席=€20、一般自由席=€15
*前売り券はそれぞれプラス€5
*大変人気がありますので、チケット購入はお早めに。

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by girasole7 | 2011-06-23 10:14 | 夏のイベント6・7・8月 | Comments(4)

続・いつも開いている窓

*先日の「いつも開いている窓」をまだご覧になってない方は、先にそちらをご覧下さいませ。

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さて、この「いつも開いている窓」の記事を書くにあたって、私をひどく悩ませたことがありました。
それはその「窓」があるのがPrimo Pianoプリモ・ピアノ(1階、日本で言う2階)なのかSecondo Pianoセコンド・ピアノ(2階、日本で言う3階)なのか、一体どっちなのかということです。

本やインターネットで調べてみると、たいてい「セコンド・ピアノの最後(右端)の窓」とあります。
しかし、一部の地元の人の話や近くの*バス停に書かれている内容では「プリモ・ピアノの最後(右端)の窓」とあります。

では実際に自分で確認しに行ったらいいんじゃないか、、、、、、、ええ、確認しました。何度も。。。
でも右端にタテに並んだそれらの窓は、いつ見ても二つとも同じように開いていて、どっちが「例の窓」なのか全く判断できないのです。


できればここの住人に直接話を聞きたい、、そう思い(念じ)ながら建物を眺めていたら、ある時、運良く、一人の紳士がその家の中から出てきました(念じた甲斐があった!)。
このチャンスを逃してはならない!
その家の関係者ではない可能性もありましたが、私は意を決して突撃インタビューを試みることにしました。
その紳士は見た目もきちんとしているなら応対もきちんといしていて、私の不躾な質問にいやな顔もせずちゃんと答えてくれました。

紳士曰く、「世間ではセコンド・ピアノとも言われていますがそれは間違いで、実際はプリモ・ピアノなんです。なぜならセコンド・ピアノは後から増築されたもの、つまり当時はまだ存在していなかったからです。」
「セコンド・ピアノの窓も常に開いているのは、その、、つまり、、あちこちでセコンド・ピアノと公表され、そう思い込んでいる人がたくさんいるからです。」

・・・ということで、本当は「プリモ・ピアノの窓」が正解。「セコンド・ピアノの窓」はそう思っている人たちのためにわざわざ開けているだけ、ということでした。             

・・・紛らわしい。。っつーか、真実を貫く意志なし。。

さらに、「広場の中央にある騎馬像は、彼女が帰りを待っていた夫だという噂がありますが、本当ですか?」との問いに、「いえ、それも違います。あの像はメディチ家出身、トスカーナ大公三代目のフェルディナンド一世です。彼女の夫ではありません。夫だということにするとロマンチックなので、そういう噂が広まっているだけです。。。」

・・・言われてみれば、騎馬像には確かに「FERDINANDO PRIMO フェルディナンド一世」と書かれています。
彼女の夫の像ではなかったのは大変残念でしたが(ジーンとしていただけに)、でも大きな収穫を得る事はできました。


家に帰り、さっそくその事をヴィーに報告してみました。すると、、、
ヴィー曰く、「プリモ・ピアノじゃなくて、「セコンド・ピアノ」が本当だ。自分は「セコンド・ピアノだけ」が開いているのをこの目で見たことがある。」「それにあの建物は後から建て増ししたんじゃなくて、最初っからあの大きさで建てられたものだ。3階建てというのは当時の建築スタイルの典型だ。大体どうやったら増築しているように見えるんだ。」・・とのこと。(す、すごい自信・汗)

まさにその家の関係者がプリモだと(+増築しているものだと)言っているにもかかわらず、それを全面的に覆しあくまでもセコンドだと言い切る大胆さ。さすが自称フィレンツェ通のヴィー氏。彼の右に出る者なし。


・・・なんだかプリモでもセコンドでも、どちらでもいいような気がしてきました(さすがに疲れた)。
ま、とにかくそういう伝説があるということで、今日のところは終わりにしたいと思います。



a0207108_6233732.jpga0207108_524486.jpg←サン・マルコ広場のバス停
(例の「窓」のあるサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場は、このすぐ近くです。)ここには「窓」についての伝説が書かれています。そしてしっかり「Primo Piano プリモ・ピアノ」とも書かれています。
たまにですが、その近辺にまつわる伝説が、このようにバス停で紹介されるようになりました。最近のATAF(フィレンツェ市内バス)は洒落たことをなさる。。

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by girasole7 | 2011-06-19 06:22 | おもしろ昔話/伝説 | Comments(3)

いつも開いている窓

ダヴィデ像で有名なアッカデミア美術館のそばに"Santissima Annunziata サンティッシマ・アンヌンツィアータ"という名の広場があります。この広場は同名の教会や捨て子養育院美術館があることで知られていますが、その他にもう一つ、知る人ぞ知る地元でちょっと有名なものがあります。

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それは『いつも開いている窓』

この窓のある建物は"Palazzo Grifoni Budini Gattai パラッツォ・グリフォーニ・ブディーニ・ガッタイ"

広場からDuomoドゥオーモの方を見ると、道をはさんで二つのPalazzoが建っていますが、問題の建物は右側、レンガ造りの赤茶色の方となります。


その「窓」はPersianaペルシアーナと呼ばれる日よけで閉められていますが、よく見ると下の部分が一部開いているのが分かります。なんと、その部分は何世紀も前からずぅ~~~っと開いたままなんです!!

なぜずっと開いたままなのか・・・
それにまつわる古い言い伝えがあります。その言い伝えとは・・・


*** *** ***


むかしむかし、、、
あるとても美しく若い娘がグリフォーニ家へお嫁に行きました。彼女は夫を心の底から愛し、それはそれは幸せに暮らしていました。しかし、二人の幸せは何ヶ月と続きませんでした。
夫グリフォーニ氏が、他の貴族たちとともに戦場へ赴くこととなったからです。

別れの日、武装し馬に乗った彼は家紋を掲げ仲間とともに去っていきました。
娘は例の「窓」から涙ながらにそれを見送りました。

それ以来、彼女は刺繍などをしながら一日の大半を窓のそばで過ごすようになりました。
そしてときどき広場に目を向けては、夫の帰りをじっと待っていました。

時は過ぎ、彼についての知らせは一向に届かず。。。
さらに悪いことに巡礼者や商人が運んでくる戦についての噂も決して良いものではありませんでした。
しかし彼女は悲嘆することなく窓の外の様子を見ながら待ち続けました。

何年もの月日が流れていきました。彼女はとうに若い娘ではなくなっていました。
日が経つにつれ彼女は少しずつ諦めるようになりましたが、しかし窓のそばを離れることはありませんでした。そこにいると短くも幸せだった夫との日々を思い出すことができたからです。

さらに時は過ぎ、彼女はもはや年老いた老婆となっていました。
彼女のお気に入りの時間は、相変わらずその窓から外を眺めることでした。
広場では子供たちが戯れ、商人たちは柱廊の下で商いをし、農民たちは荷車を引いて市場へ向かう...
窓の外にはそんなありふれた日常の世界がありました。

しかし彼女の記憶の中にはいつも、「軍旗を掲げ武装した騎士たちが出発していく...」
そんな映像が残っていました。。。

・・・・・・・・・

...そして彼女はその部屋で亡くなりました。
彼女の亡き骸を運び出す時、ふと誰かがその窓を閉めようとしました。

すると、部屋の中で大混乱が発生!!
本は宙に舞い、家具はグラグラ揺れだし、ランプの灯りは勝手に消え、絵は次々と床に落ち...

彼女の遺族は皆大変な恐怖を覚えました。
そして先ほど閉めようとした窓をまたすぐに開け放ちました。
...と、全てが落ち着き部屋の中はまた元の平静な状態に戻った、ということです。。。

それ以来、その「窓」は常に開いたままとなっているそうです。
彼女の魂がいつでも広場を眺めることができるように。。。


*** *** ***


a0207108_8123725.jpg現在その広場の中央には一体のブロンズ製の騎馬像があります。
よく見るとその騎馬像は右斜め上方を見上げています。
そしてその視線の先には→ → → → → → → → → → → → → →

そう、あの「窓」があるんです!本当に!!
まるで自分帰りをずっと待っていた愛する妻に、「今帰ったよ。」
と告げているかのよう!!


じ~~ん、、勝手に感動。。。(*TωT*)


話はまだつづきます、、、ではまた明日。

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by girasole7 | 2011-06-18 07:11 | おもしろ昔話/伝説 | Comments(2)

思いがけず見れたもの

a0207108_18265376.jpg昨日(6月15日)、イタリアで皆既月食が観測されました。
夜のだいたい10~11時くらい。
私は月食が起こるなど全く知らず、いつものようにPCに向かっていました。
すると、、「ジュンコ!ジュンコォォォ!」と私を呼ぶ、けたたましいヴィーの声。。。
「一体何やろう、めんどくさー」と思いながら声のする台所へ行ってみると、「月が!月が!」と何やら一人でさわいでらっしゃる。手にはいつの間にか望遠鏡(←どこぞのメルカートで入手した安物)。そしてその望遠鏡を私に押し付け「これで月を見てみろ!」とおっしゃる。
言われるがままに見てみると(はっきり言って望遠鏡なしの方が見やすい)、確かに月の色がおかしい。雲で隠れているわけでもないのにうっすらとしていて、しかも一部赤みがかっており、それはそれは幻想的な色をしておりました。

「これは写真を撮らねば!」と、カメラを持ち出しさっそく撮影開始。
二人でカメラを奪い合いながら写真を撮りまくりました。
(上の写真はヴィーによるもの←私の助言でかろうじて成功した一枚)
そして、時間が経つにつれ月がだんだんもとの姿に変わっていく様子を見て、「これは月食だったんだ!」ということにやっと気付いた私たち。。珍しいもん見れてラッキ~♪

「これは神の、いや月のお導き」と言わんばかりに、ヴィーは月の異変に自分で気が付いたことに勝手に感動しておりました。゚・*:.。. 感(*´ω`*)動.。.:*・゜
その後も、月の様子が少しずつ変わる度にいちいちお呼びがかかったのは言うまでもなく。。あ~めんどくさ。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イタリアでは月食はEclisse エクリッセ、又は日食と区別してEclisse Lunare エクリッセ・ルナーレと呼ばれ、次の皆既月食は2011年12月10日(日本)、さらにそれ以降では2014年10月8日(日本)、2018年7月27日(イタリア)、、と続くそうです。
今回日本では6月16日の明け方に全国規模で観測されたとか。日本のみなさんもご覧になったんでしょうか。

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by girasole7 | 2011-06-16 20:47 | 日記・その他 | Comments(4)

貴族のお庭、一般公開!

皆さんご存知のように、フィレンツェやその周辺には昔の貴族や富豪の館が、今でもたくさん残っています。
でもそのほとんどは個人の所有物となっていて、普段は勝手に中に入る事ができません。
しかし年に一度だけ、それら邸宅の中庭や庭園を自由に訪れることのできる日があります。
今回はそのイベントについてご紹介致します。

=Toscana Esclusiva=
公開日・・5月29日(2011年)*通常は5月の第4日曜
公開時間・・10:00~13:00、15:00~19:00
入場料・・無料
開催地・・Firenze(フィレンツェ)中心部31ヶ所、郊外4ヶ所
      その他、Lucca(ルッカ)、Pisa(ピサ)、Siena(シエナ)

開催日は毎回一日しかありませんので、効率よく周る必要があります。
ここでは場所をフィレンツェの中心部にしぼって、特におすすめの邸宅・庭園をご紹介致します。

*一般公開される邸宅や庭園は毎年変更があります。ご注意下さい。
*それぞれの詳しい位置はこちら(2011年版)の地図で確認頂けます。4、5ページ目のFirenze Centro Storicoをご覧下さい。又、下記リストには邸宅・庭園名の横に地図上の番号が記されています。


~ぜひ訪れてほしい所~
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a0207108_22154270.jpga0207108_22162982.jpg<Palazzo Corsini - 10> 
  Lungarno Corsini 10

フィレンツェでも特に名高い貴族の大邸宅です。
建物の中を一部見学できる他、夕方には子供たちによる弦楽器の演奏会があります(18:00~)。
途中で終わっている螺旋階段は必見です。
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a0207108_22202877.jpga0207108_22213346.jpg<Giardino degli Antellesi - 27>
  Piazza Santa Croce 21

庭園にはバラなどたくさんの花が咲いていて、とてもきれいです。庭園に出る途中の部屋には昔の面影が残っており、天井のフレスコ画や建具などこちらも見ごたえがあります。
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a0207108_2231165.jpga0207108_22325516.jpg<Plazzo Grifoni Budini Gattai - 18>
  Piazza Santissima Annunziata 1

「いつも開いている窓」
で有名なお屋敷です。
フィレンツェではめずらしいカラフルな建物。手入れの行き届いた広い庭園があります。又、ここでは結婚式後のパーティなども行われています。
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a0207108_22371475.jpga0207108_22382677.jpg<Plazzo Bargellini - 26> 
  Via delle Pinzochere 3

庭園だけでなく家の中も見学できます(一定時間ごとにグループでガイド付きの見学、伊語のみ、無料)。中には年代物の古い家具やピアノ、楽譜があります。アルノ川大洪水の話が聞けます。
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a0207108_22395824.jpga0207108_22403354.jpg<Palazzo Guicciardini - 6>
  Via Guicciardini 15 

こちらも広くて大変美しい庭園です。ヴェッキオ橋やピッティ宮殿に近いので観光の合間に寄ることもできます。
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つづきはこちら
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by girasole7 | 2011-06-14 07:04 | 春のイベント3・4・5月 | Comments(0)

"GALLO NERO" の由来

a0207108_714715.jpgCHIANTI/キアンティワインの並ぶ棚を見ていると
「黒いニワトリ」のマークがよく目につきますね。

これは"GALLO NERO ガッロ・ネーロ"と呼ばれ
直訳すると’’黒オンドリ’’となりますが、、このマークはすなわち
「正真正銘、本家本元のキアンティ産のワインである」
ということを意味しています。


a0207108_7162417.jpgでは、「CHIANTIと書いてあるのにGALLO NEROのマークがついてないものはキアンティワインではないのか?」と問われそうですが、やはりCHIANTIと書いてあれば、それもキアンティワインということになります。


両者の違いを簡単に説明しますと、前者は「大昔から今もなおキアンティと呼ばれている土地」のワインで、後者は「キアンティと名付けることを許可されたその周辺の土地」のワインとなります。

そしてこのGALLO NEROの付いたワインはもちろん、それが付いてなくても本家本元のキアンティ産であれば、ワインのラベルに必ず "CHIANTI CLASSICO"と書かれています。「CLASSICO クラッシコ」とはクラシック、つまり昔からの由緒あるキアンティ地方の伝統的なワインということです。

*Chianti Classicoは、Chianti産のSangioveseサンジョヴェーゼという黒い品種のブドウが80%以上使われていなければならないなど、さらにいくつかの厳しい基準があります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


前置きが長くなりました、、、それではさっそく本題に入りたいと思います。

「GALLO NEROの由来」
~なぜ本家本元のキアンティには’’黒オンドリ’’のマークがついているのか~

ここからは地元の人に直接聞いた、古くから伝わるお話です。
話は中世にまでさかのぼります。


・・・昔々、フィレンツェとシエナは町の境界線をめぐりいつも争ってばかりいました。
それらの町の間にはオリーブとブドウがたわわに実る肥沃な大地「キアンティ」がありました。
そこを占めることは、双方にとって非常に重要な意味がありました。

なかなか決着のつかない長く激しい戦い。
この血なまぐさい争いに疲れ果てた両者の間に、ついにある仲裁案が持ち上がりました。

それは、「両町の騎士が明け方オンドリが鳴いたと同時にそれぞれの町を出発し、二人が出会った地点を境界線にする」というものでした。

昔は今のように正確に時を刻む時計がありませんでした。
そこで出発の合図としてオンドリが用いられることになったのです。



こうして最終的な境界線の決定は二人の騎士、そして二羽のオンドリに委ねられることになりました。

シエナでは白いオンドリが選ばれエサがたくさん与えられました。
そうすれば明け方、より大きな声で鳴くだろうと思われたからです。

フィレンツェでは黒いオンドリが選ばれました。
しかしエサはほとんど与えられませんでした。



そしていよいよ決戦の朝がやって来ました。すると、、、、



満足にエサを与えられていなかったフィレンツェの黒オンドリは、空腹のあまり日の出よりもずっと早い時間に目を覚まし、「キーッキリキィィィ」と声高に鳴き始めました。
フィレンツェの騎士はそれを合図に馬に飛び乗り、全速力で走り出しました。

一方、シエナの白オンドリは満腹ゆえにずっと眠ったまま。
シエナの騎士はオンドリが鳴き出すのをずい分長い間待たなければなりませんでした。



・・結果、二人の騎士が出会ったのはシエナの城壁からわずか12kmしか離れていない地点でした。
こうしてフィレンツェは、キアンティのほぼ全域を自分たちの手中に治めることができたということです。





これはフィレンツェの作戦勝ちですね。

・・「本家本元キアンティと黒オンドリの関係」、なんとなく分かって頂けたでしょうか。

それにしてもこんな単純な方法で領土争いの決着がつくところがすごいですね。。
「オンドリを合図に出発」とありますが、不正がないよう双方に見張りが付いてたんでしょうか。
そもそもオンドリはそんなに正確なんでしょうか。。。いろいろ気になるところです。
注意:イタリアではニワトリの声は「コケコッコー」ではなく「キッキリキー」となります。


ちなみに現在もキアンティ地方は一部を除きフィレンツェ管轄となっています。

それではみなさん、GALLO NERO を飲んで中世に思いを馳せてみましょう。


a0207108_8232121.jpg<キアンティ地方とは>
フィレンツェの南に位置するトスカーナで最も美しい風光明媚な土地の一つ。
GreveグレーヴェやPanzanoパンツァーノをはじめ、趣のある小さな町がいくつも点在します。
なだらかに続く丘にはオリーブ畑やブドウ畑が広がり、特に上質の赤ワインの産地として有名です。( 写真:Panzano in Chianti )


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by girasole7 | 2011-06-10 07:30 | おもしろ昔話/伝説 | Comments(4)

Sì と No

イタリア語で「はい」と「いいえ」は「Sì」「No」です。Sìは「シ」ではなく「スィ」、Noはそのまんま「ノ」と発音します。そして大抵の場合Sìと言うときには首をタテに振り、Noと言うときには首をヨコに振ります。
これはまあ、どの国も同じ。日本でもそうですね。

しか~し!日本人はこの基本的なジェスチャーを逆にしてしまうことがあるのです。
そう、それは否定疑問文に答えるとき。
例えば、「これは君の荷物じゃないよね?」と聞かれたとき、実際に自分の荷物でない場合は「No」と答えることになります。つい「Sì」と答えたくなりますが間違いです。これは英語などと同じ要領ですね(・・とえらそうに言ってる私も今だに間違えたりしますが (^_^;)ゞ)。

ただこの時せっかく間違わずに「No」と言えても「そうです、私のではありません。」というニュアンスから日本人はついつい首をタテに振ってしまうのです。
「No」と言いながら首をタテに振っていたら、イタリア人から「Sì o No? どっちやねん!」と軽くツッコミが入るかも。お気をつけて~

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by girasole7 | 2011-06-09 05:50 | 知って得する豆知識 | Comments(4)