2月11日、イタリア全土をビックリさせた大ニュース
『ローマ法王退位表明』
イタリアだけでなくカトリックの国々全てで大騒ぎになっていることでしょう。
なんで大騒ぎになるかというと、ローマ法王というのは普通「死ぬまで」続けるものだから。
途中で辞めるなんて前代未聞!!
...と思ってたら、前例があったらしい。1294年/ケレスティヌス5世、1415年/グレゴリウス12世..
でもでもこんなことが起きたのは2000年の歴史の中でたったの2回かそこら。
少なくとも過去600年間はなかったわけですから、どれほど珍しい事態か分かって頂けるでしょう。
報道によると、法王の退位はこの日午前中に開かれた枢機卿会議で公表されたそうです。
「職務を続けることが難しくなり、重荷と感じるようになった。退位は教会のためになる」
現ローマ法王ベネディクト16世は今年4月で86歳。
もともと循環器系の持病があり、以前から体の衰弱を危惧していたとのこと。
最近は海外へ行くのも医師から止められていたそうです。
法王の仕事は一つ一つが責任重大。
カトリック教徒、全世界12億人の頂点で重職を務めることに限界を感じたのか。。
大病に冒され自分一人では立つこともできなかった先代教皇ヨハネ・パウロ2世(2005年4月没)が、自分の死期が訪れるまで職務を全うしたのに比べるとちょっと無責任ではないかという声もあります。
信仰深い信者たちの中には「この上ない裏切り行為」とショックを受けた人もいるでしょう。
そもそも法王の退位は大統領や首相の辞任とは次元が違いすぎます。
しかし責任の重い仕事なだけに、「いい加減なことはできない。自分の意思がしっかりしているうちに後継者へバトンを渡したい」という現教皇の気持ちも理解できなくはない。。
先代が生前成し遂げた偉業の数々、そして世界中の信者から絶大な支持を受けていたことも、現教皇にとってきっと大きなプレッシャーになっていたことでしょう。
ともかく、これが歴史に残る決断になることは間違いないと思われます。
2月28日夜8時をもって退位とのことです。
またコンクラーヴェ(教皇選挙)が開かれるのか。。
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